
逆に新鮮
デジタル処理化された映画が台頭するこのごろ
改めてこの映画を見て、冴えた演出や台本があれば
いくらで面白い映画はできるのだと考えさせられた。
単純、明快なストーリー、だけれどもシンプルに
人の心理を突く。ダンプカーが本当にトラウマになり
そうなくらい、怖く思えました。

テープが擦り切れるほど観ました。
ただの車好きだった小6の頃に観て、ぶっ飛んだのをとても良く覚えています。車しか出てこない映画なので。大人になってからもちょくちょく観ていましたが、酒で頭がグラグラになるまで友人と飲みながらこの映画を観ていたとき、トラックがガソリンスタンドに寄るシーンを見て友人が「このトラックは空やな」と言い、寒気がしました。空というのは「カラ」、つまり荷物である燃料を積んでいないということです。顔の見えないトラック運転手の「仕事中に追い越されてキレた男」というキャラクター以外に、「そもそもトラック運転手ですらなく、都合のいい標的を見つけて殺すためにわざわざゆっくり走っている男。」という連続殺人鬼的なところも浮かんできます。その可能性に気づいてから、また観る目が少し変わりました。やっぱり名作です。

天才は無名でも天才
小学生の時テレビで見た衝撃が忘れられず、放送される度に見て、DVD化を待ち望み、今では大事な保存版です。この作品がスピルバーグ監督のものだと認識した時、すでに彼は超有名人でしたが、心底納得したものです。「天才って初めっから天才なのね~。」と。

ラジオ放送の和訳
運転している時のラジオ放送のある一こまで、テレビ放送では金パックのナッチャンとチャコチャンこと野沢那智と白石冬美の声が出てましたけど、こちらは、違う方がやっていました。でも日本語の吹き替えはDVDならではの楽しみです、その意味を持って来ても、激突の和訳吹き替えがあるDVDは聞くだけでも価値がある商品でと思います。

最高傑作
はっきり言って、スティルバーグ作品の中で一番好きな作品で一番の最高傑作だと思う。大金を使わなくても、凄い俳優が出演しなくても、観客がハラハラドキドキ出来る映画作品は、監督次第で作れちゃう作品の中の傑作の一つです。