
懐かしい日本の風景
昭和30年代に東京の郊外で生まれ育った私にとって、この作品の光景は、余りにも懐かしく、切ない物ばかりである。古い大きな木、切り通しの赤土、雑草の緑、木造の小学校、雨の日の水溜り、停留所の脇の古びたお稲荷さん、・・・こうした風景の懐かしさ、切なさに惹かれて、この作品を何度も見てしまふのは、子供たちよりも、私の世代の大人たちの様である。−−この作品の、こうした日本の風景が、現代の日本の子供たちに、そして、世界の子供たちに愛され続けるなら、こんなに嬉しい事は無い。同時に、昔の日本の子供の我慢強さ、優しさが、この作品を通じて伝えられて行ったらと、思ふ。
(西岡昌紀・内科医/雛祭りの日に)

昭和30年代を舞台にしたファンタジー
この映画は何度見ても、いつもワクワクして、ホっとする昭和30年代の田舎の田園風景、舗装道路なんてなく、くたびれたオート三輪が走っている電気こそ使えるものの、照明以外の家電はほとんどなくて、水道はなく井戸水や川水、電話のある家も限られるそんな中、サツキとメイはとても明るく前向き、毎日が驚きと発見の連続だ思い起こせば、小さなころ夏休みに祖母の田舎に遊びにいくと、何もないのになぜ毎日があんなに楽しかったのか古き良き日本の姿とはこういうものではなかったか物語に登場するトトロ幼心に想像した「こんなオバケが友達だったらいいな」そのもの。丸く、柔らかく、愛くるしい目と、ナマケモノのような手(w日々の生活では忘れがちな自由な想像力をくすぐってくれるそしてサツキとメイ以外には見えない、という小さな秘密誰しもこんな小さな秘密にワクワクしたものだ昔、自分が何を考え、想像していたのかそんな自分のルーツを思い起こしてくれること請け合い大人がみてもおもしろい「トトロ」おすすめです。

やっぱりジブリ
ヤッパリ、ジブリ作品は人の心に染み込むというか、あと糸井さんのお父さんのやさしい感じが出ていますよね。何回も見てしまうこのメイ作品に☆を五つ!!!

夏休みに絶対お勧め!
3歳の子供が、去年初めて見てからずっと「トトロトトロ」とうるさいです。私たち親の世代以前が体験したであろう田舎の風景、子供の精緻な描写、物語、どれをとってもすばらしい。私の母と義母は口をそろえて「千と千尋よりこっちがいいねえ。」といいます。私の母は「そうね、お母さんが病気ってのは一番大変なのよね」と涙ぐんでいました。私はメイが「うわーん」って泣き出すところが「うまいなー」と思いました。(きっと監督はここに力を入れているに違いない!)いずれにせよ、このビデオ、1つ持っていても損はない!何回も見ることになると思いますからね。

このオープニングテーマって
「歩こ~、歩こ~、私は元気」って古くからの歌かと思っていたらトトロのオープニング曲だったんだ!それだけこの映画が浸透しているのだとつくづく思った。2歳の子供に、きれいでかわいい物語を見せたいと思って購入したのだが、親である私も感動してしまった。ストーリーはもちろん絵がきれいだし(宮崎アニメはみなそうであるが)昔ながらの風景や子供の動き、男の子の自転車の乗り方など細かいところまで気を配っている。子供もとても気にってしまい、もう何度見たことか!!台詞も覚えてしまっている。物語の時間が多少短いのも子供にとって飽きがこなくて良いのかも。