
ストーリーはスカ(_ _ ;)
こういうヒット・ミュージカルを映画化した作品ってのは、えてして舞台や音楽の迫力で見せるので、自宅でビデオ鑑賞しても良さが伝わりにくい。本作も自宅の14インチ画面で見ながら何度も「あ〜、ここも舞台では迫力あんだろな」と感じた。
画面は終始琥珀色のトーンで時代感をうまく出していたが、いかんせんストーリーが単純すぎて、延々と続く舞踏会のシーン等では「早く終わんないかな〜」と退屈しっぱなし。
あくまで音楽主体の映画なので、初めてみる人はCDなどで予習しておくべきかも?

ミュージカル初心者にお勧め
とにかくマドンナの歌唱力の勝利、というところでしょうか。15歳の設定のエヴァをマドンナが演じているのには苦笑しましたが。マドンナは台詞を喋ってしまうと、演技力がないのがばれてしまいますが、ほとんど歌だけでストーリーが進んでいくので気になりませんでした。雰囲気も当時の空気が出るように、古い映画のフィルムのように見えるような効果を使っていたり、なかなか見せてくれたと思います。ミュージカルとしてだけでなく、映画としても文句なしに面白かったです。(そもそも、エヴァの生き方そのものがドラマチックなので面白くならない方が嘘なんですが)意外だったのはバンデラスの歌が上手いこと!オープニングからぐいぐい引っ張っていくところは流石!という感じです。力強い歌声と視線に釘付けでした。個人的には皮肉たっぷりに歌い上げるOhWhatACircusがお気に入りです。

ミュージカルファン必見
アルゼンチンの大統領夫人エバの生涯をミュージカルタッチで描いています。歴史好きな方にも、またミュージカルが好きな方にも楽しめる内容で、主演のマドンナの意外な歌唱力にも気づかせられる映画です。成り上がっていくために次々と男を変えるエバですが、女の私から見てもどこか憎めない魅力があります。歌も軽快な曲からバラードまで様々で、きっとお気に入りの曲が見つかるでしょう。ぜひ見て頂きたい1本です!