
層の厚さ
国家計画として月面着陸の使命をおびたアポロ13号。しかし、道半ばにして不慮のトラブルにみまわれ地球帰還を余儀なくされてしまう。補給もできない宇宙船と地球をつなぐのはヒューストン管制センターからの無線のみ。生命維持に最低限必要な酸素さえも欠乏の危機に瀕するなか、人々は全力で帰還のためだけに力を注ぐ。トラブルは連鎖するものだろうか?または、「13」という縁起の悪い番号に起因するものだったのだろうか?中盤以降は、常に手に汗握る展開である。事前の準備も大切なのだろうが、本編で「狭い船内なのに(同じ働きをする)部品の規格が違うだと、国家計画の名が聞いてあきれるぜ!!」という言葉に象徴されるように、事後の対策も大切なのだ。それができるところに、アメリカの底の深さを感じた。