
ベアリッツ国際映画祭最優秀作品賞を受賞
同作品が公開された頃、新宿の百貨店ギャラリースペースで同師の作品展覧会が開かれるなど、静かなダリブームがありました。NHK教育でドキュメンタリー番組が放送されたり、オフシアターで「アンダルシアの犬」もロングラン公開していたんです。スペインが生んだ20世紀最大の画家「サルバドール・ダリ」。シュールレアリスモの巨匠であり、絵画のみならず、映画、舞台、ファッションなどにも才能を発揮した偉(奇)人。細かく説明するのは、同師に限って不可能。それは作品を見ていただければご理解頂けると思います。奇想天外、大胆不敵、なんと形容して良いのか、誉め言葉と悪口の両方を含めてすごい人です。そんなアクの強い「ダリ」という役ができたロレンツォ・クインの演技力は、やはり父親アンソニーのDNAによるものなのでしょうか?官能的な表現もオシャレに観られる、この感覚はシュールなんでしょうか?観終わっても、何だか劇場の音楽のように頭の中がグルグル回ってしまいます。これで良いのでしょうね、この作品は、きっと。

1年に見るビデオは10本以下
あんなに個性が強いダリを、映画化できるか?と思って見たら、ちゃんとできてる。この成功の大部分は、ダリ役の俳優の顔が濃いから、な気がする。しかし高いので、星は減らしました。