
見ないでは死ねない
ジョニー・デップ主演の最高傑作にして、ベニチオ・デル・トロがやっとその演技力の程を見せてくれた作品(だと私は思う)。原作者のハンター・S・トンプソンが直々にジョニーに映画化権を認めただけあって、ジョニーの演技は素との区別がつかないほどすごい。ジョニーは、実在の人物を演じる時は演じる人物に四六時中密着してその人を観察するそうで、今回はハンターの家の地下室に住んだとか。とにかく、ジョニーファンはもちろんの事、ベニチオファン、テリー監督ファンなら見なければならない義務がある!!(と思うよ)

気がめいった時に、気が晴らせるトリップムービー
ここまでやるかぐらいに、とにかくハチャメチャ。一度見てこの映画がいわんとしていることを理解できる人は、よほど理解力のある人かこの原作を読んだ人であろう。ドラッグ三昧で取材のため車を走らせる男達、ジョニーデップがジャーナリスト、彼とともにドラッグを詰め込んだ車で、ラスベガスに取材に出かける弁護士役がベ二チオ・デルトロ。ジョニーは原作者のハンター・トンプソンになりきるため頭をそり(それも頭のてっぺん部分をはげにしている)、ベニチオはおなか周りにたっぷり肉がつくくらいに太って役作り。ジョニ-のハンターになりきった歩き方や話し方も見ものだが、ベニチオのコメディアンの素質にはびっくり。二人ともかなり化けられる俳優である。そういった意味で、繰り返し見て楽しめる作品。